総合内科

総合内科医は内科全般を診察することができる医師です。
日本の医療は臓器別に特化した専門性が重視され、最近はさらに細分化する傾向もみられます。
それにより多くの人が救われている一方で、専門分野以外は十分な診断ができないという問題が起きています。

医療機器や薬の進歩で、求められる知識や技術、経験がより高度になってきているため、適切な最新の医療を提供するには専門性は欠かせません。
しかし、高齢社会が進み、複数の疾患を抱えた人が増え、臓器を超えた、人そのものを診察でき、福祉や介護の問題など地域に根差した医療も必要となっています。
総合内科は全身をみるスペシャリストです。
岐阜大学医学部附属病院 総合内科では、あらゆる症状にも適切な診断と治療を提供できるよう、誰にでも起こりうる疾患から、希少疾患や難病にいたるまで幅広く内科疾患をみています。
当院でもその流れをくみ、どのような症状にも適切な診療を提供できるように日々取り組んでいます。