施設紹介

血球、CRP測定
感染症や膠原病などによる炎症の有無を評価します。体調不良時にはまず確認すべき検査項目です。同時に貧血や血小板数も評価できます。
尿検査
尿蛋白は主に腎機能障害リスクの評価、尿潜血は腎機能障害や尿路感染症、尿路結石、尿路系がんの評価、尿糖や尿ケトンは糖尿病の診断や治療の参考となります。
血糖値測定
糖尿病の診断や治療に用います。血糖値は10時間以上の絶食で測定する『空腹時血糖値』とそれ以外の『随時血糖値』があります。採血は特別な指示がない限り、食後検査で問題ありません。むしろ食後血糖値が治療に重要なこともあります。
HbA1c
1-2か月の血糖値の平均に関連した値です。糖尿病の診断と治療で最も良く使用される指標です。
迅速検査キット
インフルエンザウイルスや新型コロナウイルスなどの感冒症状時、肺炎球菌などの肺炎時、妊娠判定時、心筋梗塞時などに利用できます。15-30分以内に結果を確認し、迅速な治療に結び付けます。
超音波検査
頸動脈、甲状腺、心臓、腹部、関節をそれぞれ観察することができます。体への負担なく、体の内部を調べることができる機械です。急な腹痛や腰痛などの急性疾患、生活習慣病の管理、関節リウマチ評価など幅広い場面で応用可能です。
X線検査
簡易で迅速に検査ができ、放射線被ばく量も少なく、肺や心臓、骨、関節の評価には欠かせません。
心電図
胸痛、動悸、息切れ、めまい、ふらつきなどの症状がでた時などに使用されます。心不全、狭心症、心筋梗塞、不整脈、肺高血圧、肺血栓塞栓症などの検査に欠かせません。
Holter心電図
主に不整脈の検査に使用されます。動悸があっても病院に受診するまでにおさまる、あるいは睡眠中に出現する、などでは、24時間連続して心電図をとることで隠れた不整脈を検出します。解析には2週間程度の時間を要します。
骨密度(踵超音波)
骨粗しょう症が疑われた時、骨密度が低下しやすい年齢や病気である時などに測定します。超音波ですので放射線被ばくなく、数秒で測定できます。
理学療法機器
当院には牽引療法機器(頸部、腰部)、低周波電気療法機器(Silver Spike Point: SSP療法)があります。変形性脊椎症、脊椎椎間板ヘルニア、脊柱管狭窄症などによる慢性的な頸部痛や腰痛、四肢の神経痛症状などがある場合に適切な患者さんに処方します。
炎症を伴う脊椎疾患、骨粗しょう症、脊椎すべり症、関節リウマチ、ペースメーカー留置、心肺疾患や動脈硬化性疾患の一部には適応できないことがあるためご相談ください。