男性型脱毛症(AGA)

AGAとは

AGA(Androgenetic Alopecia)とは男性型脱毛症と言われ、男性ホルモンや遺伝の影響を受けて、思春期以降から徐々に進行する、前頭部や頭頂部の頭髪が細く、短く、さらには生えなくなる脱毛症です。

AGAの治療

有効性が確かめられ、日本皮膚科学会ガイドラインで推奨されている薬にはミノキシジル外用とフィナステリド内服、デュタステリド内服などがあります。
当院で採用している薬剤はジェネリック医薬品であるフィナステリド錠(ファイザー)内服です。
内服後6か月を目安に効果判定を行います。内服を中止すると効果は消失するため、効果がある場合には経過をみつつ継続します。
より若年で重症度が低いと効果が高まるとされ、早期の治療開始が進められます。そのため、ジェネリック医薬品を用いることで、費用を抑えつつ、継続した内服を行えるようにします。
副作用には肝機能障害、性欲減退、勃起不全、精液量減少などが起こることがありますが、頻度は全体で1%程度と報告されています。なお、薬の作用によってPSA値が低下するため、前立腺がんの評価には注意が必要となります。
脱毛症に不安のある男性はまずはご相談ください。

費用

診察料

初診料3600円、再診料2000円は別にかかります

フィナステリド

28錠 6600円(28日分に相当)